レポート
イベントレポート ―<マンガナイト×CIVIC FORCE 被災地支援企画>マンガ直行便―マンガと一緒にマゴコロ詰めて被災地へ―

マンガナイト×CIVIC FORCE 被災地支援企画マンガ直行便―マンガと一緒にマゴコロ詰めて被災地へ

4月17日(日)、千駄ヶ谷のスペース「空き地」にて、公益社団法人CIVIC FORCEとの協働で東北支援企画「マンガ直行便」を行いました。

準備編

今回の会場は、原宿・千駄ヶ谷最寄りのスタイリッシュなスペース「空き地」を使用させていただきました。一日がかりのイベントでしたが、素敵な空間で過ごすことができました。

事前準備として、会場で販売する東北・北関東のおすすめスイーツの袋詰め作業を行いました。各地のアンテナショップにスタッフが買出しに行きました。イトーヨーカドー葛西店内「ふくしま市場」店長さんからは、魔よけのお守り「赤べこキーホルダー」の差し入れが!

イベントの様子

12:00の開始直後から、続々と持ち込みの方が訪れてくださいました。会場はすぐに「フキダシしおり」にメッセージを書き込んでくださる方でいっぱいに。来場者同士、マンガを通して話が盛り上がったりしていました。マンガナイトでは日頃からそんな交流の場づくりを目指していたので、とてもうれしくなりました。

 

 

「宇宙兄弟」「よつばと」など最新作をカートで運んでくださった方、遠方から、マンガを新たに購入して親子で持ち込んでくださった方… 皆様が受け取る側のことを考えてセレクトしてくださったことが伝わってきました。

仕分け・箱詰めの現場

会場の地下では、マンガの仕分け・箱詰めを行いました。今回はCIVIC FORCEさんと話し合い、小規模な避難所でも段ボール1つあれば楽しんでいただけるよう、1箱に少年・少女・男性・女性と幅広い層向けのマンガ、そして絵本をバランスよく詰める方法をとりました。避難所の環境や被災された方の心情に配慮し、念のため内容のチェックもさせていただきました。

今回、プロの書店員さんたちを中心にチームを組んでいただき、スピーディかつ的確な仕分けを行っていただきました。取材の記者さんはじめ、地下を見学してくださった方々はプロの手際に感動されていました。

どんどん仕分け・箱詰めをすすめている最中も、全国から宅急便が続々と届きます。仕分けチームの男性メンバーが地上と地下をパワフルに往復してくれました。

フキダシしおり

送る人と受け取る人、避難所で受け取った人同士を「バトンリレー」でつなぐコミュニケーション企画。実施にあたり、マンガを集めて送るだけではなく、マンガを送る人の気持ちが受け取った方に伝われば… と思い、絆づくりのツールとして「フキダシしおり」を作成しました。

フキダシには、「グッときたセリフ」「お気に入りの場面」「好きなキャラクター」などについて、思い思いのコメントを書き込んでいただきました。フキダシは3つあり、避難所で読まれた方も書き込んでいただけるようになっています。

避難所内で、さらには避難所間でマンガがまわっていったときも、心と心がつながるように… そんな気持ちでデザインしたしおりです。

チャリティ酒場“かっぽうぎ”

東北・北関東を身近に感じていただくため、即席のチャリティ酒場をオープン。各県の日本酒を取り揃え、かっぽうぎ姿のスタッフがおもてなしさせていただきました。

日本酒、おつまみ&スイーツの詰め合わせはそれぞれ500円で販売。原価を除き全額をCIVIC FORCEの被災地支援活動に寄付させていただきました。各県のアンテナショップ、皆さんもぜひ訪れてみてください!

イラスト・サインをご提供いただきました!

Twitter等での告知を通じ、マンガ家・小説家の先生方にも「マンガ直行便」に参加いただきました。イラストやサインのご提供、本当にありがとうございました。

避難所の方々が段ボールを開封されたとき、先生方のメッセージで前向きな気持ちになっていただけるように… イラスト・サインはコピーさせていただき、全ての箱に封入いたしました。

マンガと一緒にマゴコロ詰めて被災地へ

18:00の受付終了後、スタッフ総出で先生方のイラストのコピー、そしてマンガ直行便からのお手紙を封入し、箱をガムテープ貼りしました。箱の総数は57個!

 

19:30、CIVIC FORCEさん手配の4tトラックがピックアップにきてくださいました。バケツリレー的に車内に積み込み、最後はみんなでトラックを見送りました。集まったマンガと絵本は各避難所のニーズやタイミングをCIVIC FORCEさんが見きわめた上で気仙沼市および南三陸町を中心とする避難所に届けられます。

配達情報は随時マンガナイトWEBサイトでご報告させていただきます!

データ集

  • 集まったマンガ:約4,000冊
  • 集まった絵本など:412冊
  • 段ボールの数:57箱
  • 会場を訪れてくださった方:約140人
  • 会場にマンガを送ってくださった方:24人
  • ボランティアスタッフ:25人

その他、複数の企業様・作家様に有形無形のご協力をいただきました。何らかの形でこの企画にかかわってくださったすべての皆様に、スタッフ一同心より感謝申し上げます。

追記(5月5日)

CIVIC FORCE様より、提供物資(マンガ・絵本)が、4月30日/5月2日に、被災地の気仙沼に無事に到着した旨をご連絡いただきました!

追記(5月15日)

CIVIC FORCE様より、提供物資(マンガ・絵本)が、気仙沼市立大島小学校に寄贈された旨をご連絡いただきました。

こちらの小学校は先日まで一次避難所として利用されており、主に子ども達がマンガと絵本を読んでいたそうです。そして、二次避難所に移るタイミングで、みなさんに展示会のような形式で配られたようです。

イベントレポート の一覧

  • Sew『オフィス × マンガ大作戦!』開催レポート
  • 真夜中のマンガの楽しみ方は!?
  • 『シンクル大学 カルチャー「編愛」学部 第2回「マンガ編愛学科withマンガナイト」』のイベントレポート
  • Life Story event report:3 ― マンガナイト:マンガの新たな楽しみ方の探求
  • いま読みたい、理想のマンガ雑誌とは!?
  • 積んで繋がるコミュニケーション
  • “ピンでとめ”られた90年代の“あの頃”
  • 熱戦!マンガ帯カルタ〜後編
  • 熱戦!マンガ帯カルタ〜前編
  • マンガ読みに聞く、2015年ヒット作は?―「マンガナイト×TMR座談会」〜マンガナイト5周年記念イベント #2
  • マンガがつなぐ日本と世界 の一覧

  • マンガがつなぐもの―国・時間・人―「マンガ!Manga!Mangà!-日系人とマンガの世界-」展
  • それは漫画家の新機軸となりえるか? ケン・ニイムラの過去と現在
  • 単身赴任ハカセの少女マンガ研究ノート の一覧

  • 少女マンガは社会的な課題と接続していないのだろうか
  • 「私のどこが好き?」と訊かれた時、どう答えるのが正解だろうか
  • 就職戦線に赴く学生にとって適職につくための決め手は何だろうか
  • 僕たちは多様性と向き合えているだろうか
  • 非生物の「かばん」に語らせる新たな表現手法